＃ 課題の合間に

今ふっと思い立って、携帯で大好きなトキュサイト様の日記回ってきたら、皆さん最終回に向けての気持ちがすごく一本でなんだか感動しました。
みんな最終回が楽しみで寂しくて、そして有難うって書いてた！ 愛されてる漫画だって思いました。ドライなわけじゃなく。
まだ終わらないで、続けて、最終回なんて嫌だっていうだけなのは、いつもなにか違うと思ってたんだ…。だって寂しいのは分かるけど無理に続けたら結局綻びが生まれるし、無責任すぎる。最終回を見ずに人生を終えることの方が余程寂しいことだと思う。

連載漫画って、連続ドラマとかも同じだろうけど、長期的なシリーズものって作り手からすれば連載中は未完成な作品なんですよね。終わりがきてないってことは、脳内にあるでっかい話の流れが描ききれてないってことだから。
連載漫画やシリーズものは完結してやっとひとつの作品になるのです。
という話を、むかし大好きなシリーズものの小説のあとがきで読んでから、最終回ってあるべきものだよねって思うようになりました。打ち切りでなく、無理に引き延ばすのでもなく、きちんと終われることって漫画や小説じゃすごく難しいと思います。
だからトキュがそれができる作品だということにすごく嬉しくなった。最後までぜんぶ読んで、楽しんで、完結したらまた１巻から読み返して、ずっと全巻持っていたい。そういう作品に出会えたことがとても嬉しいです。

でもやっぱり、今後は毎週のマガにトキュが載らなくなると思うと、寂しい。マガは他の漫画もすごい面白いから読み続けるけど。
この最終回が楽しみで寂しくて、有難うという気持ちを、多くの読み手がもててることがファンのひとりとして大変嬉しかったよ、という話でした。本当にどの感想にも「楽しみ」「寂しい」「有難う」があったんだ…すごい。
両先生は本当に偉大です。

あれ、そういえばわたし、結局サイトにトキュ絵一枚もアップしてない…！ 落描きとか他所では多少描いてたのにな！
結局ジャンルと謳いつつ、かなり読み専でした…（笑）ほら、トキュは原作の作画クオリティが素晴らしいから！！ 安易に描けないっていう…！！
そういえば同人でピンポイントで大好きになった小説サークルさんがたくさんいるのもこの漫画だけでした。この書き手さんの作品が読みたい、この味じゃなきゃダメって思える文字書きさんに出会えたのも、よかったなぁ。
あと文字書きさんに限らず原作の話が専門的で構成がすごいから、これであらゆる話が作れる同人屋さんがすごいと思いました。今でも思ってる。わたし真嶋大好きだけど、このふたりだけはレスキューなしじゃ語れない部分があるから、絶対自分じゃ話が作れないと思います。今でも。

そんなたくさんの感動に巡り合わせてくれた作品に本当に感謝します。まだ終わってないけど！（笑）
最終回とっても楽しみにしてる！