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久々に映画の感想記事。

映画館に行けないなら金曜ロードショーと土曜プレミアを活用しようと前々から思いつつ活用できてなかったんですが、こないだ録画しておいた鬼太郎観ました(第二段の方)。最初のやつは普通に録りそびれ…た…orz
自分の中でプチブームも来てたからちょっとドキドキしながら観だしたのだけど、なんか、ちょっともったいなかった気がしました。脚本が。
キャストや演出はすごい良かった分、展開や台詞回しが浮いてしまったというか無理があった気がする。台詞の違和感が演技の違和感に通じちゃうのがままありました。これは演技が云々ていうより、脚本かなあぁどうなんだろ。
『子供向けに分かり易く』と言ってしまえばそれまでだけど、「子供向けだからこれでいいよね」じゃなくて「子供向けだけどここまでやったぜ!」が観たかった…!
なんか、あと3ヶ月脚本練る時間があったらすごい作品ができあがってたんじゃないかと思いました。
役者さんは芸能音痴な私ですら知っているような大御所を揃えてたのと、メイクが上手かったからか各々役柄にすごくはまり役だったのはすごいなぁと思いました。CGやセットや画面編集はクオリティ高かった。
でもやっぱり脚本が私の中ではすごいもったいなかったので、お金より時間をかけた作りだったらなと思いました。やっぱり話題性とか、2作目だからとか、そういう部分が出ちゃったってことなのかなーうーんうーん。墓場から這い出す冒頭のシーンとかよかったのにな。吹奏楽部なとことか楽器の部分てもっと上手く伏線になったんじゃなかろうか。
あともっとキタネコあってもよかったじゃない!笑
また機会があったら、今度は1作目も観てみようと思います。
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キャラメルの名舞台、代表作再々演。新撰組のお話。
千秋楽前日に観てきましたうわー!!!
ちょ…ちょうもえた…!! あらゆる漢字変換でもえた!! HTNK沖田やべー!!!
風は私、初演は観たことがなくて、再演のDVDだけ持ってるクチです。そもそもキャラメル自体姉がはまったのにつられてたまに一緒に観る程度だったんだけれど、やっぱり今のところ一番好きな舞台だと思う。
そんなわけで再演のキャストや演出におおいに魅了された身としては今回の再々演はいろんな意味でドキドキだったんですが、結局、風は風でした。
キャスティングみんな神だった、今回のも大満足だった…!

特に印象的だったのはAWNさんの宇部さんと、ABさんの三鷹銀太夫(笑)
宇部さんはもうね、すんごい安定感でした。土佐弁がすごい自然でどっしりしてて素敵だった。格好よかった。
素人目であれですがなんとなく、舞台って無駄に声がでかくなりがちだったり台詞が早く飛び出がちだったりする部分は普通にあると思うのだけど、宇部さんはそういうのが全然なかったです。ほんと、自然な演技でした…だって普通にいそうな感じだったもん、すげえぇぇ
三鷹銀太夫は第一声から印象的だったさすがです。喋り口調、声のトーンのクセ、観てる人を楽しませることに全力を注いでる演技でした。恥ずかしさとか越えてそういう演技ができる人って、それだけでひとつの武器だと思います。尊敬する。
全身全霊のギャグが本当に最高でした! 殴られたときの定番台詞「ひでぶっ」をリアルで聞ける日が来るとは思わなんだ…っ(爆笑)一人稽古、取り調べ編以外に何パターンあるんだろうか。

HTNKさんの沖田は、再演時のSGNさんの沖田が素敵すぎたからどうなるかなと思ってたんだけど、ヤバかった…風の沖田はほんと魅力的だって理解したあああやべー、役者さんもだし、やっぱり脚本すごいんだなと思った。風はいろんな顔の沖田が見られるのが魅力的だと思います。
池田屋の斬り合いで少年みたいな笑顔を見せる沖田、印象的だったなぁ。あと各々に対する態度、心情。楽しそうに人を斬る沖田も、土方を前にした沖田も、つぐみさんを前にした沖田もみんな沖田総司っていうひとりの青年なんだと思うと、どわーってなる…。すげー!
つぐみさんを前にした沖田可愛かったやばかった素敵でしたHTNKさん有り難う。つぐみさんに駄々をこねる風な沖田のリアクションがやばいきゅんきゅんする。

そしてやっぱり殺陣が格好よかったなあぁ…身軽な沖田素敵だった沖田やばい沖田
こんだけ沖田沖田言ってるけど主人公は沖田じゃない(笑)
もちろん主役の迅助もすごいよかったあぁぁていうかみんなよかったんだよ中でも宇部さんと三鷹銀太夫(どうしてもフルネーム呼び)が印象的で、私が風の沖田大好きなだけで!
あー兵庫の駄々こねるシーンも萌えた…笑 やだ疲れたおうち帰るーなとこやばいキュンキュンした!

※ストーリー全然触れてないけど、大前提として脚本は私の中で神なので言うこと何もありません。



キャラメルの舞台版を観てきました!
原作そのまんまなのがすごかったーほんとまんまでした。小説の一字一句が一緒なかんじ! ハイクオリティ!
私は映画と原作を先に知っていたから、今回特別衝撃的で感動したわけではないのだけど、初見だったらすごいと思います。ホームレスの方の場面もさり気ないし、場面転換が回転台使っててすごいなーと思いました。
舞台としての運び方と、途中に少しずつ入れてあるキャラメルならではの笑いの要素が絶妙でした。本当に作りが上手くて、運びが上手くて、素晴らしかったです。脚本と演出すごい! NRIさんすごい!
そしてなにより演じてる役者さんみんながすごく原作のイメージで、すごい。靖子さんとか特に。靖子さんは映画とほんとおんなじ感じで、どちらの役者さんの役作りも原作から拾うべき部分がちゃんと一緒なんだなーと思いました。
逆に草薙は映画ドラマとは正反対のイメージで(笑)台詞や行動が一緒でも、拾う部分が違うとまったく別人になるんだなぁと直に感じました。同じ作品で多メディア化すると、そういう違いを楽しめるのもいいなと思います。
NSKWさんの石神よかったなぁ。

映画も舞台もどっちも遜色なくて、すごくその表現媒体ならではの作り方で素敵でした!
そしてやっぱり東野先生が天才だなとしみじみ感じた…すごいなぁ。容疑者Xはすごいしか出てこない。
こんな作品作りができるようになりたいです。人生で一度くらい、できないかな。30年後くらいに。

KTUさんの見終わった後に読んでね、を読んで、色々更に考えました。究極のハッピーエンドだって言えちゃうって、すごい。
私はまだまだ心底人に恋をしたり愛したことがないので、このあたりは唯一の相手がいる方には通じるものがあるんじゃないかなぁ。大切な人がいる方は、是非とも観劇をお勧めします。
そして、NRIさんとKTUさんの舞台作りのすごさを実感しました。そっかー『風光る』が生まれたきっかけは『風を継ぐ者』だったんですね! 読んだことなかったけど、機会があったら読んでみよう。なんか前にも同じこと言った気がする。
次回キャラメルは風を観に行きます超楽しみ! 風は本当に名作だと思う。
飛行機ものが大好きな母上が例によってエアポートシリーズを借りてきたので一緒に観ました。
感想。

あ…蟻怖い蟻怖い…!

なんかすごいハンターのキメラアント思い出した!!
ていうかあの寄生するのとかほんと怖かった。やめてやめて…あの死に方はしたくないんだぜ…。
最終的に飛行機は着陸、乗客避難もできたけど、結局蟻は爆発にも生き残っちゃったとか、どこまで進化しちゃうんだ。あそこまでいくと人間より強い生き物だよなぁ。元々人間は知能で武器を作り上げて生き物の中である意味で最強みたくなっているけど、爆発で死なないってそれ地球上が大戦争で人類も哺乳類もみんな絶滅したって蟻は生き残るってことだから…ないわぁ…。
ハッピーエンドみたくなったけど、実際は本当に打ち落とされた方が良かったのかな…海上で。水ならまだ勝るんだろうか。蟻怖い蟻怖い。
自分も他人も大事だし、みんな助かればそれはいいけど、やっぱり人間だから自分本意に考えてしまう。命とか地球とか、いろんな面で考えさせられる映画でした。
なんかスピルバーグ監督の鳥を思い出したーあれも怖かったなぁ。

でも、自分で話を描くならやっぱりハッピーエンドがいいんだぜ!
作り話の素敵なところは救いを描けることだってどこかで読んだのがすごい好きです。素敵な話が描きたいじゃない!
幸せ大好き。
観てきました。
す…す…すごかった…!!! こもりさん本当すごいよ!!
誰か他の人が脚本化したのかなーとも思ってたけど原作も脚本もこもりさんだった!!
なにがすごいっていっぱいあるけど、いっぱいあったから箇条書きしますすごいネタバレです要注意。

・専門知識があってこそ考え付く展開であったこと
熱帯魚の循環装置、それを輸血装置に応用する発想。またそれらをこなすための人物像の配置、バックグラウンド。
巨大台風という災害のための初っ端の地震。あれも原理が解らなければ描けないよなぁ。すごー!
あと気象衛星の待機してるのを動かすとかね! 予測計算式とか、こもりさんほんとすごい取材や勉強したんだろうなぁ。

・252の一貫性
当たり前っちゃ当たり前なんだけど、頭からラストまでタイトルにもなった252をすごく上手く演出した。やりすぎなくらい(笑)だがそれがいい。
話を作るってこういうことなんだなと思います。いかにまとめるか、おおきな起承転結の中でいかに起伏をつけて話を進めるか。
タイトルや話の始め、終わりに一貫性を出すってすごくバランス良くて好きです。
今回はそれが、252「生存者がいる」という暗号であったこと。すごくうまく話を運んでたと思います。

・演出、展開、魅せ方
ラストとか色々ね、突っ込みどころはいっぱいあるんだ。ユージが隊員担いで出てくるシーン、あんなボロボロなんだから周りの誰か代わりに担いであげなよ! とか(笑)
でもそんなのは制作者側だってわかっててあえてあの演出なんだと思った。
見せ方というか、魅せ方の勉強になった。ここまでやるかってほど考えうる災害、二次災害を描きつつ、やっぱり最後は主役が生きて帰る、王道だけど王道を魅せるってすごい技量だと思うんだ…!
漫画も小説もそうだけど、読者の予想とまったく同じ展開であってもつまらないし、だからといって読者を裏切るような展開も読者を離してしまうから、そのバランスを上手く取ってたのがやっぱりすごいなぁプロだなぁ…。

・リアリティ
こもりさんの脚本もすごいけど、あと何より映画スタッフやキャストのやり込みがすごいリアルですごかった。
リアリティの追求がすごい。演技、表情、心情、役者さんみんなの映画にかけた力がすごい。
実際あの現場が起こったら阿鼻叫喚だと思います。観てて怖かったもの。地下鉄の駅にどわーっと鉄砲水とか、そりゃパニクるよ…雹とかびびるわ。怖い。
死体ばっかりの災害現場も怖い。戦争でも起きましたか、みたいな惨状だった。
ないとは言い切れない状況を科学的な要因で作り出し、描く、その力強さに圧倒された。

・答えのない葛藤
巨大台風を予測したとしたら、一般市民に伝えるべきなのか、それとも混乱を避けるために極力漏らさない方がいいのか。
伝えていたら県外へ出る車で首都高は渋滞するだろうし、どうしたって日常生活で当たり前に出勤する人はいるだろうし、結局脱出できない人間はたくさん出ると思う。
そうしたら市民を不用意に不安に陥れるのもまた問題だろうし、結果規模がそこまでにならず台風が取り越し苦労になったら気象庁は問題にされるんだろうなぁ。
情報を扱う難しさを感じました。

そして、要救助者とレスキュー隊。
命の重さはみんな平等だけど、『身内』『他人』そういうことで判断しちゃいけなくても、誰だって大切な人は大事だし救いたい。
だけどだからって被災者のために救助者が命を捨てていいわけがない。
でもそんなことばかり言っていたら誰も助けられないし、多少の危険は的確な状況判断で乗り越えていくしかない。
命の現場のボーダーラインはどこなのか。

…なんていうか、やっぱり永遠の課題だなぁと思いました。誰も正解なんか解らないけど、それぞれが精一杯やるしかなくて。
今回の映画はここの問いかけが一番重くて大事だったと思います。海猿のときはダイスケは答えを出したけど、今回はユージもお兄さんも明確なことは言ってない。乗り越えたのかっていう問いにも、ラスト直前ではユージは「まただ」って言っていた。
結局答えがどこに行き着いたのか、それを映像で行動で現していて、最後まで言葉は出なかった。
なんていうか、心で感じてみんなで考えていくための映画だと思いました。

で、何がすごいって、答えの出ない(出さない)課題を扱って問題提起するストーリーがすごいなと思いました。わたしにはできない…やりたいけど難しい。
観ながら、最後の方の怒濤の展開はこちらに考えさせる暇を与えず上手く持っていったし、ほんとすげえぇぇしか出なかったんだ…!!
そんで余韻。このあと研修医が歩んだ道や、ここで命をつなぎ止めた機器を抱えた大阪の社長。ユージのこれから…明るいんだろうな、という確信はあって、でも現実は厳しいよねというのも映画を通して学んだし、じゃあこの後はどんな未来が待ち受けているのかすごく気になった。
に、憎いところで切りやがってチクショウ…! うわーん上手いな! いいなあぁ…!

結論。
こもりさんはやっぱりすごい。
映画スタッフもキャストもすごい。
すごい映画を観たなぁと思いました…!
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