＃ 夏戦争他

大変今更なんですが、23日のインテ、姉スペースでしのびがたり販売してました。すっかり告知を忘れていたわけですが（…）しのびがたりページには姉がいつの間にかちゃんと告知を出してたみたいで、それをみて足を運んでくださった方がおられたようで有難うございます。
あと水栄新刊、CharacterQueenさんに昨日からお取り扱いいただいてます有難うございます。

サマーウォーズの小説版を買って読んだのだけど、あれ、すごくいい…！
初見では話追うのに夢中で、キャラの心理描写とか目線や表情やリアクションで感じ取るべき部分を流してしまった感があって（もしくは尺の関係で削った部分がそのあたりだったからなのか）、ちょっとあれぇー？ と思う箇所があったんだけれど小説読んだらそういうの全部補完できました。特に夏希の人間性や心の移り変わり、佳主馬の聖美や妹に対する感情。
あとは、各所できちんとフラグ立てて回収してて、映画観た中でたまに感じた流れの違和感がすとんと落ちました。前記と該当個所はかぶるけど夏希に花札勝負が託される流れとか、佳主馬が無茶するシーン。あの容量をこんなに気持ち良く整理してくれてるとか、すごいなぁ。
あえて映画とは違うニュアンス、表現をしているところも良かったです。佳主馬の「数学とは違うんだよ！」の言葉の返しが正反対だったり、夏希の手を握るシーンの流れも逆からだし、ラストもちゅうまでいかなかった（笑）
たぶん映画はエンターテイメント性を重視して笑い所や泣き所を作っているのに対して、小説は物語重視で人間味を大事に描くスタイルなんだろうなぁと思いました。どっちにどっちがないわけじゃなくて、なにに重きを置くかって部分で。
個人的には小説のラストの方が夏希可愛いし健二へたれだしで超萌えましたうわー！！
あと理一は精悍な顔立ちだって３回書いてあった。余程大事なんだね！笑 理一のシーン盛りだくさんで嬉しかったよ。個人的には理侘かな…！